2002年傾聴ボランティア養成講座 第3回目

「相談室からみえてくる傾聴の大切さ」
講師 長野市民病院 青沼架佐賜氏



 2002年傾聴ボランティア養成講座第3回目は、前回に引き続き相談の現場にたっていらっしゃる方のお話を伺いました。
 青沼先生は、ご自身の体験からなぜ、傾聴が大切なのか。なぜ傾聴が必要とされるのか。について、ただ単に結論を求めているわけではない。自分の中の「心の叫び」を聴いてもらいたいという気持ちを理解することが大事だとお話してくださいました。



ゆっくりと丁寧にお話くださった青沼先生。 受講者からも積極的に質問が飛びました。
真剣な顔が並びます。 参加者からの質問を真摯に受け止めてくださいました。



受講者の感想(一部抜粋)
・私も子育てに悩んだ時期があり、一人で悩んでいました。あのころにこういう電話相談や傾聴をしてくれる場があれば、助かったのに。と改めて思いました。
・電話相談は謙虚な姿勢が大切だと思いました。自分自身の力の限界を知ることも大切だと思いました。
・先生のお話をお聞きして、自分の子育てを振り返ってみると、自分自身も若かったこともあり、耳を傾けて聴くことができませんでした。
励まし、努力を認め、相手の気持ちの変化につきあっていくことが大切―傾聴の大切さもここにあると思いました。
・いつも感じていることですが、謙虚に聞くのではなく、聴く(支持的に)ことの大切さを改めて感じました。