長野市ボランティアセンター運営指針
1.ボランティア活動を取り巻く背景
(1)ボランティアを取り巻く動向
@特定非営利活動促進法(NPO法)H10年(1998年)
A国民生活白書「ボランティアが深める好縁」H12年11月(2000年)
Bボランティア国際年H13年(2001年)
C国連「ボランティア活動支援に関する勧告」H14年(2002年)
D長野市社会福祉協議会「ささえあいプラン21」H12年3月(2000年)
(2)ボランティア活動を取り巻く社会的な背景
@阪神淡路大震災でのボランティア・市民活動の活躍
Aながの冬季オリンピック、パラリンピックでのボランティア活動の活躍

B学校周5日制、総合的学習の時間へのボランティア・市民活動の期待
C奉仕活動義務化、生涯学習などボランティア活動への期待の増加
D不登校、引きこもり、精神障害、自殺などの社会問題化
(3)ボランティアセンターの課題
@ボランティア活動への期待の増大への対応
Aボランティア活動の多様化、市民活動マーケットの拡大への対応
B新たな公益活動、市民活動、NPO、コミュニティービジネスなどへの対応
Cまちづくりへの市民参加、地域福祉推進への対応
Dパートナーシップ、協働の促進への対応
2.ボランティアセンターのビジョン・めざすもの
@自己実現できる社会づくり
その人らしく、安心して暮らせ、多様性を認めあい、いきいきと生き、自己実現できる社会づくりを進める
A自ら課題を解決できる自立した市民づくり
地域課題や個々の課題を自ら解決する自立した市民を育てる
B新たなコミュニティーづくり(当事者性・自助)
地域の悩み、課題を受けとめ合う地域コミュニティー、当事者同士や自助グループの機能的なコミュニティーなど多様なコミュニティーづくりを進める
C認め合い協働できる社会づくり
人・グループ・地域・組織の多様性を認めあい、協働できる人と人、団体と団体との関係づくりを進める
3.ボランティアセンターの役割・機能・指針
今までのボランティアセンターが築き上げてきた様々なノウハウ、力量、ネットワ  ーク、人材の再点検と評価を行い、以下の役割・機能・指針に基づき新しいボランティアセンターをつくり出していく。
(1)相談機能の強化
@ボランティアセンターでのさまざまな相談を受け止め、課題として認識する力をつける
Aコーディネーターの相談の力量、レベルアップを図る
Bさまざまな資源をつなぎ、連携を図る体制づくり
(2)情報の受発信
@個々のニーズに対応できる情報の提供
Aボランティア・市民活動に関する活動情報の受発信
Bグローバルな情報の受発信
(3)新たな拠点づくり
@小地域のボランティア拠点づくりとそのブランチ化
Aボランティア推進関係機関のネットワークづくり
B地域でのボランティアコーディネーターの養成
(4)人育てのための学習機会の創造
@キーパーソンの発見、養成(アドバイザー・コーディネーターの養成など)
A課題に取り組む人の養成(プロデューサー養成など)
B個々の活動の力量を高める学習の場づくり
(5)グループの自立支援・ニーズに対応した活動の開発
@グループの活動の社会性を高めるための支援
Aグループ運営の力量アップのための支援(NPO法人化など)
Bニーズに対応した活動の開発とフォローアップの体制づくり
(6)NPOとの協働
@NPOとの情報の共有化と連携を図る
ANPO法人のニーズに対応したボランティアの養成(ボランティア支援など)
(7)総合化・協働プラットフォーム
@ボランティア活動や市民活動のあり方・評価などを議論する場づくり
A草の根のボランティア・市民活動支援のための協働のシステム・仕組みづくり
B防災・災害ネットワークなど協働プラットフォームづくり
(8)社協ボランティアセンターとしての特性を生かす
@市町村をベースにした全国ネットワークを生かした活動を進める
A特定の個人・志向に偏らない公共的な組織の良さを生かす
B地域福祉推進の事業と連携したボランティア・市民活動の支援
4.長野市ボランティアセンター事業の柱
「自己実現・自立・自助・協働」をキーワードにして事業を推進する
(1)ボランティア・市民活動を支えるしくみづくり事業
@ボランティアコーディネート事業
 (ア)コーディネーターによるコーディネート事業
 (イ)アシスタントコーディネーター・アドバイザーによる相談支援事業
Aボランティア情報センター事業

 (ア)ボランティア情報収集・提供ネットワーク事業
 (イ)資金・人材仲介ネットワーク事業
B人育て・学習支援事業

 (ア)地域の課題に取り組む人材養成事業
 (イ)ボランティア活動の推進プログラムづくり事業
 (ウ)福祉教育・ボランティア学習支援事業
Cニーズに対応した活動の開発事業
 (ア)課題に取り組むボランティア活動創出事業
 (イ)ボランティア活動振興事業
Dボランティアセンター基盤づくり事業
 (ア)ボランティアセンター参加システム推進事業
 (イ)ボランティアセンター財源づくり事業
Eボランティアセンター開設・運営事業
 (ア)ボランティアセンターの開設
 (イ)活動の場、機材貸し出し事業

(2)新たな拠点づくり事業
@拠点づくり事業
 ()多様なボランティア拠点づくり事業(地域の生活課題に取り組む拠点)
 ()地域の施設を活かした活動拠点づくり事業(公民館、学校、施設など)
A地域ボランティアセンターネットワーク事業
 (ア)ボランティアセンターのネットワーク化

(3)協働の促進、総合化事業

@ボランティア活動ネットワーク化事業
Aボランティア・市民活動支援ネットワーク事業
B協働事業の開発推進事業
5.今後のボランティアセンターの運営、進め方
(1)ボランティア・市民活動センターへの名称変更と位置付けの明確化
@ニーズに対応したセンターとするために名称に市民活動を加える
A運営要綱の改正
(2)研究開発部門の強化(さまざまなニーズの課題化、情報の分析等)

@ニーズの分析、課題化の研究
A情報分析・収集・提供の研究

(3)ボランティアが支えるボランティアセンターへの仕組みづくり

@運営委員会の強化
Aボランティアの参加システム・・・事業チーム制、事務局ボランティアの養成
Bインターン制度・・・研修生の受け入れ(企業・学校など)
C会員制度・・・ボランティアセンター運営会員、賛助会員など
(4)ボランティアセンターのネットワーク化・ブランチ化を進める
@地域拠点の整備と人材育成
 ・地区ボランティアセンターの拠点づくりとブランチ化
 ・地区社協との連携強化・協働活動の推進

A既存組織・機関とのネットワーク化
 ・公民館・施設・学校などとのネットワーク化と協働活動の推進
2003年4月1日社会福祉法人長野市社会福祉協議会
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